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2004年 12月 13日
「Mr. インクレディブル」
やっぱりピクサーはすごいです。 いつもピクサーの作品を見て思うのは「The Monsters Inc.」にしても「Finding Nemo」にしても、キャラクターに魅力があること。アニメ的かわいさがある。 たとえば「Shark Tale」の人面魚は不気味だし、「The Polar Express」にいたっては、じゃあ実写でトム・ハンクスがやりゃいいじゃんって気がする。「Shrek」もはじめは不気味で、見ようとは思わなかった。あれに出てくる人間も、リアルでよく出来てるかもしれないけど魅力は薄い。そういう意味でピクサーはキャラに魅力がある。(個人的にはエドナ・モードが最高) 動きもアニメ独特の動きがいい。 3DCGは水の表現やものの質感がすごくリアルで、びっくりします。もうCGの限界を感じさせず、ごく自然に見せる。 そして、そういう技術もさることながら、脚本・演出・台詞の面白さなど、映画の基本が抜きん出ています。わるいけど「ハウル」なんて目じゃない。 家族愛とか現代社会風刺とか、盛り込み方もしゃれている。これこそ老若男女、万人向けエンタテインメントの到達点と言えるんじゃないでしょうか。
by nico
| 2004-12-13 10:03
| 映画・オペラなど
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