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2005年 01月 25日
有楽町にある東京国際フォーラムで開催中の
人体の不思議展です。 展示標本がすべて本人の同意を得た献体による 『本物』であるというのは聞き及んでいたのですが 入場してすぐ、食事前に入るんじゃなかったなーと、後悔したのですが 出る頃にはそういう感覚は麻痺してましたねえ。 プラストミックという特殊な処理をされた標本で ぱっと見にはロウ細工かプラスティック表本のようです。 でも、その細かさとか、リアルさは残ってます。もちろん。 輪切りになったり、筋肉や神経の構造を見せる為に 切り開かれた人体を見ていたら 恐さが麻痺してくるんですね。 ここまで見ることが、一般人(医療関係者でない)にとって はたして意味のあることなのでしょうかねえ? 意味がないというより、もっとネガティブなものがあるような気も。 見えないから、見たことがないから 気持ちの奥にあった神秘に対する畏敬の念が 薄れちゃいました。 人体のメカニズムの緻密さ、完成度に 感心はするのですが、もう機械とおんなじ。 これってまずくないですかね? それでも出口近くにあった 「触ってもいい標本」に触ることは、やっぱり出来ませんでした。 触ってた人たちが、逆に恐かった。 かつては命のあった肉体の むき出しの筋肉や関節に触ることが 平気で触ることの出来る人たちが、大勢いるんですね。 それは、すごい発見だったと思います。 ぼくはいいなあ 触れない臆病者で。
by nico
| 2005-01-25 23:36
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