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2006年 02月 08日
BSE基準緩和に反対相次ぐ
このアサヒ・コムの記事にもあるとおり『米国が「20カ月齢以下の牛に輸入対象を限定する日本の基準が厳しすぎる」とWTOに訴えた場合、日本は不利な立場に追い込まれる』そうなんですが、 いっぽうで2月3日のニュース 米農務省監査局、BSE対策のずさんな処理指摘 では『(米農務省監査局は)BSEの病原体がたまりやすい背骨などの「特定危険部位」について、「記録の不備で、きちんと除去されているかどうか判断できなかった」とずさんな処理を指摘した。』とあるんですね。 自らずさんであると言っておいて、どうして日本は「厳しすぎる」と言えるんでしょうね? 「〜すぎる」というからには基準が有るんでしょう。その基準が「ずさん」なのでは、話になりません。 しかも「ずさん」なのは「危険部位の除去」だけでは無く、「年齢判断の正確性を農務省の担当者が定期的に検査しているが、検査の頻度は確認できなかった」というのですから。 「月齢制限の撤廃」という基準緩和の方向に行かないことを願いたいですね。 #
by nico
| 2006-02-08 09:15
| News watching
2006年 02月 07日
エ〜、今日ご紹介いたしますのは、ヴェジタリアンのヘルシーメニュー、「ローストベジタブル・ラップ」です。
こういう巻き物はここ数年人気者ですけど、1月にNimbinへ行った時カフェ「Retro」で食べたものがすごくおいしかったので、多少アレンジを加え作ってみたらBig Rに大受け。以来定番メニューと化しております。 材料: 赤ピーマン(こちらではRed Capcicumといって、かなり肉厚です) カボチャ クムラ(オレンジ色のスウィート・ポテト) 茄子・・・などなど、グリルに向いた野菜ならなんでも。 サンドライド・トマトのオイル漬け フェタ・チーズ サラダ・グリーン(ルッコラだと最高) 中近東風のディップ(うちではスーパーで売ってるSAVIONというブランドの茄子とガーリックのペーストを使っていますが、ババガヌージ、ホムスなど、なんでも) カテージチーズ レバニーズ・ブレッドなど、平たいパン。 茄子、カボチャ、クムラは縦5ミリ以下の薄切りにしてオリーブオイルをスプレーし、グリルします。 赤ピーマンは縦4つにわって種を取り、やはりオリーブオイルをかけて黒く焦げ目が付くまで高温でグリル。両面焼いてから十分冷まして表面の薄い固い皮を剥がし、さらに細切りにしておきます。 広げたレバニーズ・ブレッドの片側にディップを塗り、もう一方にカテージチーズを塗ってその上に端からグリルした野菜を適当に広げて置きます。オイルを拭き取り細く切ったサンドライド・トマトや、小さく切ったフェタ・チーズ、サラダ野菜も好みでのせ、くるくると巻いてできあがり。 グリルした野菜は数日冷蔵庫で保ちます。先週のこの記事の通り、メインの付け合わせにもなるので作り置きしておくと便利。 #
by nico
| 2006-02-07 07:28
| にこの舌
2006年 02月 06日
これって永遠にくりかえされるテーマですね。答えの出ない問いかけなのかな。
この問題を考える時、無宗教を自認する自分としては決まって「だから宗教ってきらいなんだ」と思ったものですが、今回は「表現の自由」の限界に付いても考えることにしました。 芸術的表現や風刺をするためには、対象となる物事をちゃんと理解して、初めて出来るものではないでしょうか。それがなければ表現されたものは独善に陥る。これ、あたりまえのことだと思います。最初にデンマークのユランズ・ポステン紙に掲載された預言者ムハンマドの一連の風刺画は(1枚しか見ていませんが、新聞や見た人の描写から察するに)たしかに軽率すぎると思います。 これは政治家をおちょくったりする新聞の戯画とはまったく性質を異にするものです。政治家と聖人とでは話が違う。個人を対象にした揶揄ではない。しかも宗教が違う。これがキリスト教だったら別にいいんです。物議をかもし出しはするだろうけど、たとえばメル・ギブソンが監督した「パッション」が宗教関係者に叩かれたとか、その程度の話。キリスト教にはそういう個人の表現の自由を禁じたりする影響力は無い、キリスト教徒でない人がその聖人のことをどう表現しようが「眉をひそめ、抗議する」程度のことしかできないのです。 イスラム教はそうは問屋がおろさない。信者の数、地域、密度、戒律の厳しさと実生活への入り込み方など総合的に考えると他の宗教とは比べ物にならないほどの影響力、同じ「宗教」というのも、はばかられるようなものだからです。 もちろんだからといってイスラム教がイスラム教徒でないわれわれの生活や思想に影響をもつものだと言うわけではありません。 しかし、イスラム教徒の人々にとって それが絶対の強さを持つものだと言うことを われわれが理解しようとすることが 国際協調のために不可欠だと思うのです。 新聞社は抗議を受けたあとでイスラムの各国に謝罪しました。いけなかったのはラスムセン首相をはじめ政治家が「表現の自由」を謳って弁護にまわったことです。 思うに「表現の(不)自由・言論の(不)自由」という絶対真理はないんです。他の国で表現してはいけないこと(たとえばポルノの規制を考えて)を、自分の国ではいいからといって、他の国へ持ち込んだら罪になってしまう。デンマークはムスリムの国ではないからかまわない?とんでもない。ヨーロッパ各国のムスリム移民はどうするのでしょうか?あることがらが禁忌になる文化圏が自国の中にあることを、あまりに軽視し過ぎてる部分が、果たしてないと言えるでしょうか? 問題の風刺画は、ちょっとイスラムのことを勉強すれば想像がつくようなことを無視してしまったと思うんですね。 昨今の情勢を考えれば、あまりにも軽率だったと言える。 だからといって大使館焼き討ちを是とするわけではないですよ、お断りしておきますが。 暴徒と化したムスリムも、非イスラムの世界があることを、同じように認めなければならない。あおりを喰ったレバノンのキリスト教関係者なんてなんの関わりも責任もないではないですか。風刺画が自分達の感情を傷付ける(もちろんそれ以上なのでしょう)ものであることを、声にして出せばいい。声にして抗議する前に、その個人や、団体や、国を暴力で攻撃するから、ますますことがややこしくなる。 ムスリムの中にも、有識者はもとより一般人でも「あれはよく知らない人が描いた漫画に過ぎないではないか」「暴動は許されない行為」と、良識的に冷静に意見を言っている人が大勢います。それでも、非ムスリムの無理解がムスリムの感情を不要にさかなで、火に油を注ぐ状況は多い。暴動を起こした群衆の映像を見て、ムスリムがみんなこういう人たちなのだろうと、思い込む人がまた世界中に増える。 そういう悪循環に火をつけたのが、今回は「表現の自由」を絶対と思い込んだヨーロッパの新聞だったと言うことなのだと思います。 #
by nico
| 2006-02-06 08:51
| News watching
2006年 02月 04日
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by nico
| 2006-02-04 15:36
| にこの舌
2006年 02月 03日
今回の転居で、見た物件について書きます。
市場調査をかねて下見を始めた昨年9月の時点ではアパートにするか一戸建てにするかも地域さえも、ぜんぜん決まってなかったので、実にさまざまな物件を見ました。でもいろいろ見ているうちに自分達が欲しいのがどんな家かが見えてきました。 一戸建て、テラスハウス、タウンハウス、アパート、アパートの最上階で2階建てになってるサブペントハウス、ウェアハウスを改造した家、などなどなど。 見るポイントは ☆駐車場付き・・こちらでは都心から離れたサバーブは路駐オッケーで、駐車制限がある都心のサバーブでも区役所から居住者対象の路駐許可証が得られます。許可証の発行には1台めは年間40ドル、2台めからは倍の80ドルとられる。まあ、それでも駐車スペースをわざわざ借りたりするよりは安いんですけど、外に放置しておく危険を考えると最低1台分の駐車スペースはほしいところ。 ☆バスルームは2つ・・主寝室にできれば専用バスルームがついていること。 こだわりで(以前ガス湯わかし器を設置したときに書いた「お風呂の悦楽」参照)シャワーはバスタブと別になっていること。できればガス湯わかしはほしい。 ☆寝室はみっつ、最低でもふたつの場合はオフィスとして使えるスペースがあること。つまりオフィスの他にひと部屋、だれか泊まりに来た時に提供できる部屋が有ること。 ☆ガスで調理が出来ること。こちらはたいてい4連ガスバーナーなので、まあ問題は無いですが、電気調理器は避けたい。 ☆バルコニーなり庭なり、友達をよんで外で食事ができるスペースがあること。猫が過ごせる開放的な場所があること。 ☆天井は高く(古い家は天井が3m以上のところも多いのですが、新しめのアパートなどは概して低いんです)採光が良いこと。 ☆ベッドルームはカーペットばりでも良いが、その他の場所は板間かそれに準じた清潔にしやすい材質であること。 ☆収納スペースの充実度・・・できればウォークイン・クローゼットのついた寝室とか、部屋に収納家具を置かなくてもいいのが理想。ビルトイン・クローゼットでもいいのですが、扉が全面鏡になっているところが多い。これは不可。(まあ、この場合扉だけ付け替えれば済むので、大きな問題ではありませんが) 個人的にはウェアハウスって一度住んでみたいと思ってたんです。リビングが吹き抜けになっててロフトがベッドルームのひとつになっているようなところ。シティの南側、Surry Hills, AlexandriaからRedfernのあたりは古いウェアハウスを改築してアパートに仕立て上げたものが多いんですね。今回見た中でいいと思ったのはRedfern 駅近くのアパート。天井は切り出したままのような木材がむき出しの、ほんとうにウェアハウスって感じで、ANZAC Bridgeの眺めもあり。しかし、問題は上の階の天井の高さ。屋根に沿って斜めに傾いだ天井の一番高いところでもBig Rは頭がつかえて立てない高さ。値段も手ごろ(この手のアパートは人気なので3ベッドはやや高めなんですけど、この物件は抵当流れで安かった)だったんですけどね。 それと、こういう建物は右の写真のように外壁をもとのウェアハウスのまま保持してあるので、バルコニーとかはつけられない。つまり開放的な空間はないということ。で、あきらめました。 ペントハウスもずいぶん見ました。ふたりとも気に入って買う寸前までいった物件も2、3あります。新築の巨大なアパートは最上階のユニットが2階建てのペントハウス仕立てになってるんです。ぱっと見にはすごいすてき。Camperdown, Waterlooあたりで見たのは眺めも最高。以前書いたCentral駅の真ん前のアパートもすごかった。でも、こういう新しいアパートってとにかく採光をよくするために床から天井までガラス張りっていうのが多い。これ、シドニーの夏は死にそうに暑くなります。いくらエアコンが有るといっても、日中はカーテンやブラインドで日を遮らないと、エアコンも役に立たないでしょう。せっかくの眺めをブラインドで隠すんじゃあ、意味が無い。それにしょせんアパート、前の記事に書いたように高い管理修繕積立金をとられるのは懲りてます。すんでのところで正気に返り、やはり一軒やに、ということになりました。 集合住宅でない家は、かなり地域によって物件に特色があります。 Eastern Suburbsでは意外に新しい家はないんですね。ビクトリアン・テラスが多い。テラスというのはh左の写真のように一戸建てではない隣の家と壁を接して建っています。その中でもビクトリアン・スタイルのは、たいていオリジナルの構造を残したまま内装だけを新しくしてるのでバスルームはひとつってのが多い。それにテラスは駐車スペースがない。バスルームがふたつで駐車スペースがあってっていう一戸建ては手が届かないほど高い。 セミと呼ばれる家は駐車スペースもあるのですが、真ん中に仕切りがあって仕切りをはさんで入り口がふたつ、つまり2世帯はいるようになってるんですね。一戸建てじゃない。それに暗い感じのところが多くてあまり好きになれない。 Newtownあたりの家はほとんど上のようなビクトリアン・テラスか左のようなフェデレイション・テラス。これも同じような感じです。ここいらにはそんなに大邸宅はない、あるのは大体中程度の大きさ、やっぱり古いのはバスルームひとつ。それにNewtown付近に住むとしたら駐車スペースがないと週末はたいへん。クラブやレストランに集るお客の車でかなりせまい裏通りまでいっぱいになるからです。 テラスになってないフェデレイションはWestに行けばたくさん見られます。庭が広い芝生で駐車スペースも確保されてる。ただこのタイプでバスルームがふたつあるのは、たいてい大家族を想定した造りになっていて逆にふたり暮しにはちょっと広過ぎ。居間、ダイニングが別で、その他にファミリールームとかルンパスと呼ばれる家族のだんらんの部屋があったりして、ベッドルームは4つも5つもある。自然にコミュニティにもそういう家族が多いから、ちょっとゲイのカップルは浮いちゃうかも?という疑問もあります。 その点inner westは、湾に近い北側はかなり高いのですが、南に下るとここ数年の不動産ブームに乗って、古いworkmans' cottageと呼ばれるかつての労働者階級の住居木造の平屋を潰したあとに新築の家やタウンハウスがぞくぞくと建てられてます。こういうのは駐車スペースが確保されていて、しかもバスルームがふたつ以上のところが多い。けっして大家族向けではないニューファミリー向け。 そのあたりのMarrickvilleという地区はベトナム系の住人が多く、NewtownやEnmore というコスモポリタンな地区とも隣接していて、これからもっともっと開発されアップマーケットになっていく場所。唯一懸念されるのは飛行機の騒音。これ以上南西に向かうと頭上を飛行機がかすめていく感じになってしまう。まあまあ許容できるぎりぎりの線です。でも新築物件は書類を確認したところ、きちんと防音対策を立てたものになっています。 というわけで、Marrickvilleの一画だけで、ぼくらは実に四軒もの有力候補を見つけたのでありました。 いままで海に近い側に住んでいたので、海から離れるのは少し残念な気もしたのですが、最近のボンダイ地域の混雑の仕方、南のマルーブラやブライトンの治安の問題など考えると、週末にきれいなビーチに遊びに行ければそれで十分という結論に。 で、最終的に狙いは一軒に絞られ、いよいよオファーを出すことに・・・。 #
by nico
| 2006-02-03 10:24
| 家
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